空自 F15 戦闘機が前代未聞の脱輪事故、民間機の欠航が相次ぐ - 那覇空港で那覇空港は誰のためにあるのか
那覇空港は沖縄の玄関口。
しかも同時にそれは巨大な航空自衛隊那覇基地の管理下にある那覇飛行場でもある。(搭乗口からはその巨大さは見えないが。)
そして滑走路は一本しかない。
もし何かがおこったとすれば、
いったいどちらが優先されるのだろうか。
この一本の滑走路をめぐって、
市民の足である民間機就航空港か
それとも那覇基地としての軍空港か。
先月30日。
滑走路で航空自衛隊の戦闘機のタイヤが外れた。
それは空港事務所にとっても「知る限り初めて」の不祥事であり、一歩間違えれば大事故にもなったはずだ。
44便もの民間機が影響を受け、
仕方なく嘉手納基地に臨時着陸をよぎなくされた民間機もあったというのに、
それでも、なんでも、
事故の検証もろくになされず、
なにごともなかったかのように
F15 は空を飛ぶ。
同日、民間機はまた滑走路でお座りだ。
米軍基地だけではない、
こんな県民軽視の軍事優先主義に翻弄される。
沖縄の玄関口から、
もうそれは始まっている。
戦争によって接収された。
アメリカ世からヤマトぬ世の那覇空港だが、
那覇空港は第一に県民の空港でなければならぬ。
そのことを強く県は訴えねばならない。
那覇空港は県民の大切な玄関口なのだ !
沖縄県議会、那覇空港でのF15事故で意見書提案へ | 沖縄タイムス
2017年2月13日 12:04
沖縄県議会総務企画委員会(渡久地修委員長)は13日、那覇空港の滑走路で航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機が脱輪した事故に抗議する意見書案を2月定例会に提案することを全会一致で決めた。開会日の15日に提案する見通し。
意見書案では1月30日に発生した事故で民間機の欠航が相次ぎ、1万人近くの利用客に影響が出たと指摘。自衛隊機によるトラブルに抗議し、
① 原因究明と調査結果の公表
② 再発防止と安全確保への対策―を求めている。
事故は30日午後1時20分ごろ発生、約2時間滑走路が閉鎖され44便が欠航するなど民間機へ大きな影響が出た。一方、空自は2月3日、事故原因の解明を待たずにF15の飛行を再開した