野放図米軍には際限などない - 事前連絡なく再び読谷沖で米兵つりさげ訓練
先日17日の「違法な」つりさげ訓練。
酷い実態がさらに明らかに。
米軍は、沖縄県の水域の膨大な提供訓練水域を占有しながら、それでもまだ足りないとでもというのか、
訓練空域をいつのまにか勝手に拡大した。
それでも、まだ訓練水域の規定を守らない。
読谷の、漁港とジンベイザメの観光でにぎわう都屋漁港の約一キロ先でつりさげ訓練を行う。
なぜなのか。
なぜ米軍はこんな簡単なルールすら守れないのか。
漁船三隻が、ヘリのホバリングの波風を受けるくらいの近さで吊り下げ訓練。
何か起こっても責任をとらないから、何も怖くない。そういう不条理がいまだにまかり通っている。
いま、何年だ?
本土復帰から何年たつ?
道理の通じない
そういう米軍が沖縄を支配している。
この国の現実、
ちゃんと本土では報じられているのか?
米軍ヘリ周辺に漁船3隻 漁業権の水域内で訓練 読谷村が防衛局に抗議 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
2018年8月21日 07:56
沖縄県読谷村沖合で17日夕、米海軍のMH60Sヘリ2機が兵士のつり下げ訓練をしていた問題で、田島利夫副村長らが20日沖縄防衛局を訪れ、
訓練が提供訓練水域内でなく、漁船が日常的に行き来する村漁業協同組合の共同漁業権が設定されている水域で実施されていたと抗議した。訓練と同時刻に周辺で漁船3隻が操業中で、村漁協の聞き取り調査に漁師の一人は「ホバリングの波風を受けるほど近く、ものすごく怖かった」と話したという。
金城肇漁協組合長によると、訓練現場は都屋漁港から約1キロの水域で、水産・観光資源として活用され、多くの観光客でにぎわう大型定置網の漁場や、ジンベエザメのいけすにも近い地点。米側から防衛局や村に事前の通知はなかった。
田島副村長らは「多くの利用者の生命や財産を脅かす」と強く抗議し、提供区域外での訓練の一切の廃止を強く求めた。
同村では昨年10月にも同様の訓練が実施されて村が再発防止を求めた経緯があり「防衛局に何度抗議しても、米側には何ら改善が見られない。日本側の交渉力が弱いのか、と感じざるを得ない」と指摘した。
防衛局の伊藤晋哉企画部長は「(訓練ヘリが)外来機だったからではないか」との見立てを示した上で、文書で米海軍に対し「周辺住民や漁業者への不安を与える訓練に十分な配慮を強く求め、外来機にも周知徹底するよう申し入れた」と説明。米側からは「安全には十分配慮したが、不安を与えたとしたらおわびする」との回答があったと説明した。
まず、確認していただきたい。
米軍は、
これだけの提供訓練水域を占有しながら、
それでもまだ足りないとでもというのか、
訓練空域をいつのまにか
勝手に拡大した。
それだけではない。
読谷の飛行場やら訓練地や、
米軍はそれらを返還した今も、
なお、
自由に使える特権を有していると考え、
地元が要請しつづけても無視し
漁業領域で勝手につりさげ訓練をやって、
バレてもそれが何だという態度。
呼びかけても返事もない。
上記の地図を拡大してみてみよう。
読谷の海は海上訓練になっていない。それでも平然と漁港を目前として訓練し始める。米軍にとって、沖縄県民の「存在」はどのようなものなのか。
結局は、沖縄全土が米軍の訓練区域に供されていると思いこんでいるのか。
これが野放図米軍。
野放図米軍に際限などなく、
日本の防衛局は米軍の下請け御用機関だ。
【読谷】米海軍所属のMH60ヘリが17日午後4~5時ごろ、読谷村沖合で低空飛行のまま米兵をつり下げる訓練をする様子が確認された。漁協関係者が沖縄防衛局に連絡し、発覚した。村への事前の連絡はなく、訓練終了後の午後5時半すぎ、沖縄防衛局から訓練が実施されたとの連絡があった。
村内では昨年、米軍トリイ通信施設内で米車両のつり下げ訓練が実施されており、村はつり下げ訓練の中止を再三、要請している。訓練強行に村民からの抗議の声が強まるのは必至だ。訓練は、2機で実施されたとみられる。訓練が行われた沖合周辺には、漁港や定置網の漁場がある。事前通告がなかったため、一般の船舶や漁業者が航行していた可能性がある。
防衛局は、訓練が周辺住民や漁業者に不安を与えないよう米側に申し入れた。一方、村は20日以降、協議して対応を決める。