キャンプ・キンザーの海兵隊員、酒気帯び運転で逮捕 - 「私はあなた方に島を楽しんでもらいたい」在日海兵隊広報の沖縄観光ビデオが意味するものとは

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在日海兵隊の牧港補給地区 (キャンプ・キンザー)

 

 

もう毎日のように、

というか毎日お伝えしている在沖米軍基地事件で、キリがない。

 

また海兵隊酒気帯び運転だ。

 

夜中1時過ぎで2・5倍のアルコール検出。

それでカクテル一杯飲んだだけとか言っているが。

 

米海兵隊員、酒気帯び運転の疑いで逮捕 沖縄・浦添署

沖縄タイムス+プラス
2019年3月17日 14:25

 浦添署は17日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いでキャンプ・キンザ―所属の米海兵隊員、スティーブン・ウェイン・ボルチ・サード容疑者(21) を現行犯逮捕した。呼気から基準値の約2・5倍のアルコールが検出された。調べに「カクテルを1杯飲んだ」と供述しているという。

 逮捕容疑は17日午前1時10分ごろ、浦添市城間で酒気帯び状態で車を運転した疑い。

 署によると、同容疑者の車がパトカーとすれ違った際にスピードを上げたため不審に思い、職務質問したところ発覚した。

 

だいたい、

在日海兵隊はつい最近、飲酒制限と運転免許制限を緩和したばかりで、

 

それでさっそく

これだ。

 

ここでみなさんに実に味わい深い米軍広報の読み方の一例をご紹介したいと思う。

 

3月8日 の在日米海兵隊 SNS でリリースされたこの動画。「沖縄に住むアメリカ人の目から見た沖縄の魅力を紹介するビデオです」

 

これは (a.) 在沖海兵隊の魅力をアピールする日本向けビデオなのか、それとも、(b.) 沖縄の魅力をアピールする海兵隊の兵士と軍属に向けビデオなのかと、界隈で多少話題となった

 

 

記憶しておいてほしい。

 

米軍広報には

かならず隠された意図があることを。

 

今回は、

おそらく同日のこれだ。

 

同日の国防総省準機関紙『星条旗新聞』を一部翻訳。

在日米海兵隊のトップが若い海兵隊員の運転制限を解除

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Top Marine in Japan relaxes driving restrictions for young Marines, sailors - Pacific - Stripes


2019年3月8日

<< 抜粋 >>

エリック・スミス中将は部隊の司令官に、海兵隊が彼らの免許を迅速に一ヶ月以内で取得できるようにするよう指示した。

 

III MEF (第3海兵探検隊) の関係者は、リバティー制限の詳細を公表することは拒否した。

 

11月の新たな命令によって、海兵隊に以前に加えて1時間の自由が与えられた。軍曹以下は、現在午前1時の門限がある。役員および職員の任命されていない役員には門限がありません。

すべての III MEF 海兵隊員のためのバーおよび他の公共の場所での深夜/早朝の飲酒は、深夜以降は禁止されています。

「真夜中から午前5時の間に公にアルコールを摂取できる人はいません」とスミス氏はビデオメッセージで述べています。

スミス氏は、海兵隊員に環境を楽しむ時間を増やすためにリバティー制度が変更されたと述べた。

「私はあなたに島を楽しんでもらいたい」とスミスは言った。「日本本土も楽しんでもらいたいのですが、しっかり責任を持った行動をしなければなりません。」

沖縄で米兵たちが犯したひどい犯罪をきっかけに、飲酒制限 (リバティー) が続いた。規制は兵士には不評で、多くの場合、海兵隊員が III MEF の作戦エリアに駐留していることについて最初に訴えられる苦情の1つだ。

 

つまり、

結論から言うと、

 

前述したビデオは、多くのネトウヨ歓喜したように、なにも米軍が日本の国民に沖縄のすばらしさをアピールしているものではない。

 

逆だ。

 

駐留米兵の不満を解消するため、米兵の飲酒と外出制度を緩和し、運転免許取得制限を解除することによって、在沖米兵とその家族が心置きなく (苦情なく) 沖縄を満喫できるよう、駐留米兵に沖縄の魅力を提供したビデオである。

 

DVIDS - Video - III MEF Okinawa Family "Tour"ism

 

つまり

 

在日米軍の広報部がリリースしたビデオの

真のメッセージは、こうだ。

 

みなさん在日米軍の行動制限 (リバティー制度) に対する不満を解消するため、制限緩和した。

 

私はあなた方にこの島を楽しんでもらいたい。

 

そのかわり、しっかり責任を持った行動をして、高い犯罪率にたいする沖縄からの非難が起こらないようにしてください。

 

ということだった。

 

まとめよう。

 

① 在沖米軍のとびぬけて高い犯罪率

 

海兵隊は四軍のうちでもっとも犯罪率が高い。星条旗新聞も認めているように、飲酒運転による重大事故率は、なんと県民の倍である。

 

2014年7月頃から2016年7月頃まで、…  沖縄で怪我や死を引き起こした飲酒運転の衝突の数は、米国のSOFA 日米地位協定関連人員では10,000人あたり約4.2人であったのに対し、県民のでは10,000人あたり2.2人でした。(stars and stripes)

 

➁ リバティー制度 (行動制限) 導入

それで、なんとか犯罪率を抑え、地元の理解を得ようとリバティー制度を何度も導入した。

 

在日米軍、深夜以降の飲酒は禁止している。これがリバティー制度である。

在日米海兵隊

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むろん、このリバティー制度がちゃんと守られていれば、そもそも基地外での飲酒運転や飲酒関連暴力事件などはおこっていない。口だけの、口パク制度だ。

 

➂ 犯罪は減らず、米兵の不満は高まる

よって、犯罪率は減らず、また、この面倒な制度で在日海兵隊の人員から、どっと不満が高まる。

 

④ 飲酒制限を緩和し、運転免許取得制限も解除

3月1日から運転免許規制が解かれ、。

飲酒制限、いわゆるについては11月から一時間の延長となり、門限は午前一時となった。

 

➄ 米兵の飲酒運転増加の可能性が高まる ← 今ここ

つまり、飲酒制限緩和と、免許取得が簡単になっていくことで、ますます飲酒運転事故が増えるだろう、ということだ。

 

ところが、在日米軍広報の動画につねに誘導される、大勢の気の毒なものたちがいる。

 

 

飲酒制限解除と免許取得制限解除で危険にさらされるのは県民の生活だということに気づきもしない、圏外の見物客

 

 

牧港補給地区 (キャンプ・キンザー) は、人口も多く交通量も半端ない西海岸にどっかりと位置する、米海兵隊兵站補給基地。県民は住宅密集と渋滞のただなかにありながら、どれだけゆうゆうとした「土地活用」なのか、上から見るとよくわかるだろう。

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右側の浦添市と比較してみてほしい。数件のバーや飲食店まで備えた広大な基地。

 

そしてコバルトブルーの海が見渡せる贅沢なキンザータワー (上記の写真だと、北側の十文字に見える十棟ちかい施設) は、一世帯が 3LDK の 100m2 の高層マンションタワー。

 

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まるでリゾートホテル、

というより、それ以上だ。

 

なのに実体は空き部屋が多く、

ひじょうに「閑静」な住宅環境にある。

 

多くの兵士が基地外に住居を求める。そして、この沖縄で住宅手当が22万円から30万円もいただけるという破格の物価感覚。

 

すべて我々の税金で提供された

スーパー沖縄リゾート

 

 

米兵の不満を解消するため供出されてるのは、

我々の税金と

我々の生活の安全保障だ !

 

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