東京・立川駐屯地で陸自ヘリ UH1 が着陸場所に「不時着」
地面を鋭くえぐり、衝撃で機体は真っ二つに。「不時着」と報道されている。
警視庁などによりますと、21日午前10時ごろ、東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地で、自衛隊のヘリコプターが不時着したという情報があるということです。けが人などの情報はないということで、警視庁などが詳しい状況を調べています。https://t.co/69mxEDhQAJ pic.twitter.com/Pus4zzkbty
— NHKニュース (@nhk_news) June 21, 2019
2019年6月21日 11時40分
21日午前、陸上自衛隊のヘリコプターが訓練中にトラブルを起こして、東京・立川市にある駐屯地に不時着しました。パイロットの命に別状はないということですが、機体が大きく損傷し、陸上自衛隊がトラブルの原因を調べています。
陸上自衛隊によりますと、21日午前10時ごろ、陸上自衛隊のUH1ヘリコプター1機が訓練中にトラブルを起こし、東京・立川市にある立川駐屯地内に不時着しました。乗っていたパイロットの隊員2人の命に別状はないということです。
一方、機体は大きく損傷し、NHKが午前11時ごろ、現場上空から撮影した映像では、ヘリコプターの後方が根元から折れているほか、メインローターが斜めに折れ曲がっているのが見えます。
また、ヘリコプターの周辺の地面にはえぐられたような跡があります。
陸上自衛隊によりますと、ヘリコプターは立川駐屯地にある東部方面航空隊の所属で、当時、緊急時の手順などを確認する訓練中だったという情報があるということです。
陸上自衛隊はヘリコプターが着陸しようとした際に何らかのトラブルを起こしたと見て、当時の訓練の詳しい状況を確認するとともに、トラブルの原因を調べています。
陸上自衛隊立川駐屯地によりますと、ヘリコプターが地面にたたきつけられるように着陸する「ハードランディング」があり、機体の一部が損傷したということです。
火災の発生や基地の外に部品が飛ぶようなことはなく、2人にけがはありませんでした。
このヘリコプターは上空で不具合が発生した想定で安全に着陸する訓練を行っていたということで、基地の外での飛行はしていないということです。
岩屋防衛相「周辺住民の皆様に申し訳ない」
岩屋防衛大臣は記者会見で、「事実関係は確認中だ。ヘリコプターが地上で横転したという報告を受けている。死傷者はないという報告も受けているが、的確な情報収集につとめていきたい」と述べました。
そのうえで、「事故が起こったことについて、周辺住民の皆様に大変ご心配をおかけし、申し訳なく思っている」と述べ、陳謝しました。
自衛隊のヘリが
着陸すべき場所に「不時着」した。
着陸すべき場所に「不時着」とか、
日本語として新境地であるし、
とても興味深い時代ではないだろうか。
しかも岩屋防衛相にいたっては、
「横転」と言っている。
陸上自衛隊のヘリコプターが立川駐屯地に不時着したことについて、岩屋毅防衛大臣は「地上において訓練中に横転、死傷者はないとの報告を受けている」とコメントした。
岩屋防衛相のいう「横転」でこれほど大破するヘリなど、そもそも国民の頭上を飛ばせていいのだろうか。
自衛隊の事件事故が最近続いている。
それに伴って日本語も
大きく変化を遂げているようである。