3つの車輪格納できず米戦闘機F15、嘉手納基地に緊急着陸
またまた緊急着陸だ。
全ての車輪が同時に不具合を起こす。
こんな「ありえない」故障はどのように発生するのか、
米軍からなんの説明もない。
11/16(木) 7:55配信
米軍嘉手納基地に15日午後2時すぎ、同基地所属のF15戦闘機が緊急着陸した。目撃者によると、三つある全ての車輪が離陸時に格納できず、約40分間飛行した後、機体後部のフックを滑走路上のワイヤに引っ掛けるフックランディングで着陸した。全ての車輪が同時に不具合を起こすのは異例という。
午後2時すぎ、南側の滑走路に北谷町砂辺方面からF15戦闘機が着陸すると、消防車が少なくとも4台待機。消防隊員や整備クルーが一斉に機体に近寄った。緊急着陸の影響で南側滑走路は約30分閉鎖された。
15日は午前6時半ごろからF15戦闘機の訓練が始まり、9時半ごろにはF35A戦闘機が加わった。FA18戦闘攻撃機の訓練も続くなど、外来機が伴う激しい訓練が同基地で続いている。
全車輪が不具合を起こして緊急着陸したF15戦闘機=15日午後、米軍嘉手納基地(読者提供)
アレスティングワイヤーを使用して着陸時の滑走距離を短縮するため、機体後部に設けられるアレスティングフックを使って着陸すること。アレスティングフックは、主に(短い滑走距離で着陸する必要がある)艦載機に装備されているが、滑走路への緊急着陸時にも使用されるため、陸上機に装備される例もある。