普天間基地付属の米軍ヘリ UH1 、熊本で緊急着陸
18日午後1時15分ごろ、機体に不具合を起こした米軍の多用途ヘリコプターUH1が、ともに飛行していたAH1攻撃ヘリと熊本空港へ緊急着陸した。けが人はなく、民間機や近隣への影響もなかった。政府関係者によれば、2機は米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の所属。
防衛省によると、熊本空港は陸上自衛隊高遊原分屯地との共用で、機体は自衛隊が所管する区域に駐機。外観に問題はなく、予防着陸とみられる。UH1のオイルクーラーに不具合が生じたらしい。
米軍のUH1を巡っては、1月6日に沖縄県うるま市の伊計島で、普天間所属の同型機が砂浜に不時着。米軍は大型輸送機で2日後につり上げて撤去した。陸自のUH1も3月29日に油圧系統の配管から油が漏れ、鳥取県の米子空港に緊急着陸した。