自衛隊のF2戦闘機2機が接触、垂直尾翼とミサイルランチャーの一部が破損落下、外装燃料タンクにも接触した跡が ! 一歩間違えれば爆発・炎上・墜落事故になっていた危険性
一歩間違えれば、
爆発、炎上、墜落になっていたかもしれない、
飛行訓練中に空中接触。
垂直尾翼とミサイルランチャー(発射装置)の一部が破損して落下。ランチャー横の外装燃料タンクにも接触した跡があったという。
2018年11月02日 21時38分 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
2日午後3時53分頃、航空自衛隊
築城 基地(福岡県築上町)所属のF2戦闘機2機が、同基地の西約200キロの九州沖の洋上で飛行中に接触した。垂直尾翼とミサイルランチャー(発射装置)の一部が破損して落下した。2機は自力で飛行して基地に戻り、操縦士2人にケガはなかった。周囲の被害も確認されていない。空自が原因を調べている。
空自によると、2機はいずれも1人乗りで、当時、他の2機と共に対戦闘機訓練を終えて基地に戻る途中だった。空中で接近し、操縦士が目視でお互いの機体の異常の有無を確認する「相互外観点検」を行っていた際、1機の垂直尾翼と、もう1機の左主翼下のミサイルランチャーの先端が接触したという。2機は緊急事態を宣言し、午後4時半までに同基地に緊急着陸した。ランチャーが破損した機体は、ランチャー横の外装燃料タンクにも擦り傷があった。ミサイルは搭載していなかった。
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相互外観点検の際に各機体が保つ距離はマニュアルなどで規定されており、空自は、2機が規定以上に接近しすぎた結果、接触したとみて原因などを調べている。