入砂島の米軍ヘリ ① 地元にも防衛局にも連絡ない、「予防着陸」という名の「緊急着陸」 - 普天間の AH1 攻撃ヘリ、「予防着陸」なら６日間入砂島に駐機させ、読谷村上空を吊り下げ運搬するわけないだろ !!

入砂島。

貝塚時代から

グスク時代の遺跡も残り、

NHK 朝のドラマ『ちゅらさん』でも

オープニングの映像に使われた美しい島だが

youtu.be

1945年4月

米軍に接収されたまま、

上陸もままならない米軍基地。

それが基地名「出砂島射撃場」だ。

今も激しい模擬戦争の舞台となってしまった

いにしえの神の島、

今日はその島が、

この事件の舞台である。

米軍は

あいかわらず、

隠ぺいと嘘とゴマカシだらけ。

これが「予備着陸」と米軍が呼ぶ実態。

地元になんの連絡もなく、

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２月６日、普天間 AH1 攻撃ヘリが入砂島に緊急着陸

普天間の攻撃ヘリ、

そのまま５日間、入砂島に駐機。

その間、米軍から何らの報告もなし。

すごいよな。

ここは本当に主権国家なのか。

しかも、防衛局が米軍に問い合わせても

何の連絡もなし。

そんな米軍のために、

せっせと辺野古新基地建設に奔走する赤土沖縄防衛局、

２月１１日、読谷村上空を吊り下げ運搬しトリイステーションに

そうして

信じがたいことはまだまだ続く。

地元に何の連絡もなく、

故障したヘリを吊り下げ運搬。

読谷では、過去に吊り下げ落下事故で、女児が二名も犠牲になっているというのに ! 

入砂島に駐機の米軍ヘリは緊急着陸だった 大型ヘリにつり下げられトリイ通信施設に移動

琉球新報 2019年2月11日 11:14

　米軍の射爆撃場として使われる渡名喜村の入砂島（出砂射爆撃場）に６日から駐機している普天間飛行場所属のＡＨ１Ｚ攻撃ヘリコプター１機は同日に緊急着陸をしたものだったことが１１日、分かった。緊急着陸の原因は不明。

　同日午前９時１０分ごろにＣＨ５３Ｅ大型ヘリにつり下げられて入砂島を離れたＡＨ１Ｚは、同午前９時４５分ごろ、読谷村のトリイ通信施設に運ばれた。

　米軍は１１日、沖縄防衛局に「６日に予防着陸した。１１日、海上を通って（読谷村の）トリイ通信施設まで運んだ。点検などが終わり次第、普天間飛行場に戻る」と伝えた。緊急着陸の理由や点検内容、普天間飛行場に戻る時期の見通しなどの説明はなかった。

　米軍は１１日午前９時１０分ごろ、ＣＨ５３Ｅ大型ヘリで緊急着陸したＡＨ１Ｚをつり下げて入砂島を離陸した。何らかのトラブルが発生し、自力で飛行できない状態になっていたとみられる。【琉球新報電子版】

２月１１日、すべて事後報告で「予備着陸」などと

その後、何食わぬ顔で防衛局にこんなウソ連絡。

「６日に予防着陸した。１１日、海上を通って（読谷村の）トリイ通信施設まで運んだ。点検などが終わり次第、普天間飛行場に戻る」

などと伝える。

自力で飛べないヘリが「予防着陸」なものか。

入砂島でのヘリの状態を確認してほしい。「予防着陸」でプロペラやローターを外し、機体側面に白いテープ状のものを貼るかね。

しかも

順番が逆だろうが !!!

事後報告してどうするというのか。

読谷村上空を、何の地元連絡もなく、最も危険なヘリの吊り下げ運搬をしておいて、これだ。 

２月１5日、トリイから普天間基地へ九日後の帰還

なんと入砂島の緊急着陸から九日目、やっと普天間にもどってきた攻撃ヘリ。

しかし、いつの間にタイムスは「緊急着陸」を、米軍発表の「予防着陸」という言葉に入れ替えたのか。

予防着陸なら自力ですぐに帰還できる。

しかし、九日間もかけて帰還するヘリを「予防着陸」などと呼ぶわけにはいかない。

入砂島で予防着陸の米軍ヘリ、飛行再開 トリイから普天間へ戻る

沖縄タイムス＋プラス

2019年2月15日 12:21

　渡名喜島の沖合約４キロにある入砂島に予防着陸し、点検のため読谷村の米軍トリイステーションに運ばれていた米軍普天間飛行場所属のＡＨ１攻撃ヘリが飛行を再開し、１５日午前１０時５５分に同飛行場に戻ったのが確認された。沖縄防衛局から連絡を受けた宜野湾市によると、着陸時のトラブルなどはないという。正午現在、同飛行場内に緊急車両が出るなどの異常はない。

 

　米海兵隊は予防着陸について「警告灯が点灯したため」と述べるにとどめ、原因などの詳細は明らかにしていない。

　ＡＨ１攻撃ヘリは６日から何らかのトラブルで入砂島に駐機。１１日午前、ＣＨ５３Ｅ大型ヘリにつり下げられて、トリイに運ばれていた。

圧力に屈せず、

言葉を正確に使え。

これは民主主義を腐敗させないための、

戦争を２度と繰り返さないための教訓だ。

意図的に米軍が使う「予防着陸」という用語を日本メディアも使うのなら、緊急着陸と予防着陸のそれぞれの定義を明確にすべきだ。

場所を少し動かしただけで基地問題解決などと語るのは詐欺だ !!!

自民党や公明党、そしてネトウヨらは、普天間基地を、少し北の辺野古に「移設」すれば沖縄の基地負担軽減になる、と主張する。

 

今回のヘリがもし事故を起こしていたならば、

 

墜落事故は !?

そして輸送中の落下事故は !?

 

米軍基地の問題は、

基地の位置を動か

解決するのか。

 

そう信じているのは、

沖縄の地図も歴史も頭の中にないネトウヨだけだ。

 

以上、見てきたように、

 

どこにあろうと、

自在に飛び回る普天間基地の被害を受けるのは、

この島に暮らす同じ県民だと言うこと、

 

そんな当たり前のことを、

しっかり一つ一つ再確認していきたい。

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