辺野古キャンプ・シュワブで実弾訓練、夜間の照明弾と 98.7デジベルの騒音
どんどん
ひどくなっている。
「まるで戦場」 米軍が実弾訓練 断続的に騒音、照明弾も 名護市辺野古区で98・7デシベル記録
2019年2月28日 10:08
【名護】沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブで26日正午すぎから夜間にかけ断続的に実弾射撃訓練が実施され、辺野古区で最大98・7デシベルの騒音が測定された。午後7時から午後8時まで照明弾を使用した訓練も実施された。名護市によると、照明弾を使った射撃訓練は2016年1月7日に確認された以降、記録されていない。
辺野古・豊原・久志の久辺3区では26日午後0時半から午後7時48分までの約7時間にわたって断続的に騒音が発生した。久志で93・9デシベル、豊原で86・8デシベルを記録した。100デシベルは、電車が通る時のガード下や地下鉄の構内、90デシベルは、騒々しい工場内やカラオケ店内のうるささに相当する。騒音回数は辺野古区で100回、久志区で82回、豊原区で25回に上った。
照明弾を使った訓練は午後7時から8時まで行われ、騒音は辺野古区で28回、久志区で30回、豊原区で5回確認された。辺野古区で最大95・4デシベルの騒音が測定された。地元住民からは「初めて聞く音だったので不安だ」との声が上がっている。
照明弾の訓練を目撃した久志区の森山憲一さん(76)は爆発音のような大きな音を聞いた。「普段慣れている音よりもはるかに大きく激しい音だった。まるで戦場の様だった。大変迷惑だ」と語った。
沖縄戦が終わって今年で74年目だが、
米軍基地に奪われた沖縄の山々は
今も弾丸を撃ち込まれ、
赤い傷跡から赤土が流れだす。
キャンプ・シュワブ。かつて日本軍が要塞を築いていた久志岳に、米軍は焼夷弾などで猛攻撃をしかけたが、今も変わらず米軍は久志岳に実弾をぶち込み、山を刻む。
それどころではない。
また新たな基地を作るため、
この国は県民投票などそっちのけで
沖縄の山を削り、
沖縄の海を埋めている。
実際に皆さんも行ってみてほしい。
沖縄県の立ち入り調査も拒否し続ける
土砂を搬出している
この辺り一帯。
削りとられ見るも痛々しい山々と
車列をなし激しく行きかうトラックで
国道449号線の道路は
ますますドロドロと白い土埃まみれ。
山手には深くえぐりとられている山々が見える。
ずっと続く土埃だらけの国道449号線。
しかし、
もっとひどいのは、
じかに我々の目に触れることができない、
沖縄の山の中、海の中だ。
拡大してみよう。
日本軍は、
大挙してやってきて沖縄に基地を作った。
そしてその多くは沖縄戦で米軍に接収され、
日本軍から米軍へと。
そして、いまも戦闘機が飛び交い、
沖縄の海や山で実弾訓練を展開する。
そして、
この国は今もまた
県民の意思など関係なく
沖縄に新基地建設を強行しようとする。
ほんとうに
戦争は終わったのか。
これはこれから始まる戦争の
序章にしか過ぎないのではないか。
赤い傷跡から赤土を流す久志岳は。
今も我々に語りかける。