嘉手納基地でパラシュート降下訓練強行のあきれた「言い訳」 - SACO 合意を守らない米軍は何らの罰則なしでやりたい放題、それが沖縄の「日常」だ
日米合意 SACO を守らない米軍に対して
なんらの罰則もないのか。
土地だけではない
我々の税金を膨大に食らいながら
協定など知ったこっちゃないとやりたい放題。
そういうこと
知られていますか本土では。
またも、SACO 合意に違反し
人口密集地の嘉手納からパラシュート降下訓練。
沖縄の米軍がパラシュート訓練 地元は日米合意違反と反発 | 沖縄タイムス
2019年5月21日 16:25
在沖縄米軍は21日、米軍嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施した。沖縄県や地元自治体が日米特別合同委員会(SACO)の合意に違反すると同基地での訓練の中止を求めてきたが、米軍は訓練を強行した。同基地での訓練は今年に入り3度目で、相次ぐ訓練に県や地元自治体は反発を強めている。
降下訓練は同日午後3時29分から始まり、同基地所属のMC130特殊作戦機から1回目は兵士3人が降下。同48分に2回目の兵士4人が約3千メートル上空から同基地内に降り立った。
米軍は同基地でのパラシュート降下訓練について、米連邦航空局の航空情報(ノータム)に午後3~7時の間に実施すると記載している。
で、いうに事かいて、
その言い訳がいつも
「伊江島は天候が悪かった」というものだが、
この雲一つない青空を見てほしい。
嘉手納と伊江島の何が違うのか
かんかんと晴れていい天気だったじゃないか。
つまり何がやりたいかは明白である。
米軍はむしろ
嘉手納の人口密集地の上空から
人体実験のようなパラシュート訓練を
したがっているということだ。
DVIDS - Images - USAF, USA members maintain jump proficiency [Image 7 of 8]
これはバンジージャンプなのか。
伊江島ではなく嘉手納で降下訓練をやりたい理由。
74年前の今日、
日本軍は首里の周辺で1か月近くにわたる激戦を繰り広げ、その間、南部に逃げなさいと住民を誘導してきたにもかかわらず、司令部ごと南部に移動することを決定した。
米軍も南部に13万人の民間人が避難していることを知りながら、日本軍を追って南下する。
日本が、島と島の住民を米軍の標的に差し出す。
その構造は、
戦後いくらかでも変わっただろうか。
沖縄基地負担軽減という号令の下で、
いくらかでも改善されただろうか。
目を背けないで、
この日本の現実をよくみてほしい。
明日も米軍は
こんどは津堅島で訓練するなどといっている。
毎日が
日米合意違反。
それでも「トモダチの米軍が沖縄を守っている」と、もし本土の人がカケラでも思っているとしたら、
それこそが
フェイクニュースである。
普天間の外来機は二倍に増え
夜中でも早朝でもお構いなしに飛ばしている。
むろんこれも協定違反。
世界一危険な米軍基地は
普天間のことじゃない。
嘉手納基地も含め
すべての沖縄の米軍基地をさす。
沖縄二紙に提案したいのは、
嘉手納や津堅島や伊江島や普天間や、個別の案件をばらばらに報じるのではなく、
その日の日米協定違反や犯罪を、まとめたリストを毎日掲示する方法で、
在沖米軍の運営の全体的な実態が読者に把握しやすくなるのではないだろうか。
SACO 合意違反は
沖縄で毎日おこっているということ、
それを本土の人たちにも周知してもらうことが必要だ。