民間配送業者のトラックが自衛隊の砲弾10トンを輸送中、乗用車に追突し海岸に転落 - 砲弾10トンとはどれくらいの砲弾か
トランプ大統領が来日するというので、東京は「最高レベル」の厳戒態勢だというが、
“令和初の国賓” 来日へ 「最高レベル」の厳戒態勢:テレビ東京
さあ
— Osprey Fuan Club (@ospreyfuanclub) May 24, 2019
トランプ来日で
おもいやりとおもてなし。
今度はいったい何を買うハメになるのか。
また内緒で大人買いなんだろな。#トランプ大統領来日#安倍外交 #大人買い
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そんななか、
ちょっと耳を疑うような「交通事故」がおこった。
なんと、自衛隊の砲弾 9.7㌧を輸送していた民間運送会社「日通」のトラックが、山形県の国道で乗用車に追突、5m下の海岸へと転落した。
これ、比喩ではなく、下手すると、物理的に爆発炎上してもおかしくない案件だが。
2019年5月25日 14時02分
25日午前、山形県鶴岡市の国道で、自衛隊の砲弾、9トン余りを積んだトラックが乗用車に追突し、国道沿いの海岸に転落しました。積み荷は散乱せず、爆発の危険性はないということで、警察が自衛隊に砲弾の回収を要請しています。
25日午前9時半ごろ、山形県鶴岡市小波渡の国道7号線で、自衛隊の砲弾、9.7トンを積んだ運送会社のトラックが、右折するために止まっていた乗用車に追突し、道路左側のガードレールを突き破って、およそ5メートル下の海岸に転落しました。
警察によりますと、この事故で、トラックに乗っていた2人が病院に搬送されましたが、意識はあるということです。
砲弾を積んだトラックは海岸で横倒しになっていますが、積み荷は散乱しておらず、警察が自衛隊に確認したところ、砲弾が爆発する危険性はないということです。
現場は、鶴岡市南部の日本海沿いを走る見通しのよい片側1車線の直線道路で、道沿いに住宅などが並んでいて、付近の国道はこの事故のため3時間半にわたって通行止めとなりました。
警察が、自衛隊に砲弾の回収を要請しています。
近くに住む70代の男性は、「事故が起きたときはすごい衝撃音で、警察からは自宅から出ないように言われています」と話していました。
そもそも砲弾とは
砲弾とは、機関砲などに使用される弾丸のこと。陸上自衛隊の定義では「口径20mm以上の弾丸」のことで、それ未満のものは小火器弾薬と定義されている。
サイズも種類も様々であるが、
10トンの砲弾の威力とはどんなものなのか、
想像つくだろうか。
沖縄戦当時の250キロ爆弾の不発弾が爆発した場合
事故は2009年1月14日午前、市発注の水道工事で、建設業作業員の男性が重機で掘削していた際に発生した。米国製250キロ爆弾に重機が触れ爆発、道路や重機を破壊した。付近の養護・特別養護老人ホーム沖縄偕生園で割れた窓ガラスは100枚余に及んだ。作業員男性は右目の視力を失うなどの重症、偕生園の入所男性は割れたガラス片で足に軽症を負った。
今も沖縄の地中に眠る1963トンの爆弾 戦後74年常に危険と隣り合わせ 糸満市の不発弾爆発事故から10年 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
250kg の砲弾一発で破片の危険範囲は 700m まで被害が及ぶ。
10トンの砲弾といえば、
単純にこの 250kg 砲弾 が 40弾 と仮定して、その量を想像してみてほしい。
途方もない量である。
Shell (projectile) - Wikipedia
沖縄ではこんな恐ろしい事件も起こった。砲弾の積み荷が崩れ爆発した。
そんな砲弾10トンを
民間の運輸業者「日通」のトラックで、護衛なくフツーに配送 !?
しかも、
取材に対し、
陸自は、砲弾の種類は防衛上の秘密としている。
というが、
そもそも、
その重大な「防衛上の秘密」を
民間業者に配送委託させて護衛車両 (コンボイ) をつけているわけでもなんでもなかった。
日通のトラックには
火薬類の運搬車両につける丸火のマーク。
丸火マークつけてたら、民間業者が護衛車両 (コンボイ) なく十トン砲弾を運べるのか、この国は。
テロ対策だという名目で米軍基地や自衛隊駐屯地のメディアのドローン撮影を規制したりする以前に、
花畑のトップダウンが現場に無理を押しつけ、ずさんな兵器管理がされているのではないか。
爆発物10トンの回収には、もちろんだが、徹底した監視と入念な注意が必要である。
警察が自衛隊に砲弾の回収を要請した。
そして今日、17人の自衛官で回収を終えたという。まる1日がかりだ。
5/26(日) 10:45配信
山形県鶴岡市の国道7号で、道路脇に転落した運送会社の大型トラックが積んでいた陸上自衛隊の砲弾約10トンを、陸自が26日、全て回収した。
陸自によると隊員17人が作業に当たり、事故を起こしたトラックと同型の車両に積み替えた。
事故は25日午前、砲弾を積んだトラックが、右折のため止まっていた乗用車に追突し、ガードレールを破って約5メートル下の海岸に落ちた。広島県江田島市の火薬製造会社「中国化薬」の工場から、北海道白老町の白老駐屯地に運搬中だった。
安倍総理がトランプの手土産に高額で武器装備品を次々と購入するも、現場の体制や対応が追いつかない、そんな日本の防衛省の実態がこんなところにも表れる。
何とかに刃物というが、
本当に大丈夫なのか、この国は。