恐るべき横暴 ~ 米軍が被害者父親の要請書を受け取り拒否 ! 米兵犯罪再発防止策もないまま国民を置き去りにした基地建設など絶対に許すな !
すさまじい横暴さだ。
謝罪や犯罪防止策の提示どころか、米軍は被害者父の要請書すら突きかえす。
地元の人権をここまで無視した駐留は、もはや駐留ではなく、占領でしかない。占領地では、まず子どもや女性たちがその支配権力の脅威にさらされる。
どんな事件か振り返ってみよう。
この脅威が本土の皆さんにも伝わりますか。
2018年9月7日
素足で逃げる 「殺されるかと思った」 - また嘉手納基地 ! こんどは読谷で米陸軍兵士が酔って上半身裸で住居侵入 - 在沖米軍基地事件簿
沖縄県読谷村内で7日夜に発生した米軍陸軍兵の男による住居侵入事件で、当時民家には高校2年生の女子生徒と、生後5カ月の妹の2人が居合わせていたことが村などの調べで分かった。上半身裸の米兵に驚いた生徒は乳児を抱きかかえて自宅リビングの窓からはだしで逃げ、近隣の家に駆け込んで保護された。周囲に「殺されるかと思った」と話しており、精神的に強いショックを受けているという。
村議会は19日に臨時議会を開き、事件に抗議する決議案と意見書案を全会一致で可決した。村議団と石嶺傳實村長は同日、沖縄防衛局に中嶋浩一郎局長を訪ね、「被害者の恐怖は察するに余りある。断じて許せない」と抗議し、被害者への謝罪や完全補償などを求めた。中嶋局長は「極めて遺憾。米側に再発防止策などを求めた」と述べた。
村や村議会基地関係調査特別委員会(上地榮委員長)などによると、事件が発生した7日午後10時半に父親は外出中、母親は別の子どもの迎えで家を短時間空けており、生徒はお守りをしながらリビングでテレビを見ていた。家の外壁や車を「ドンドン」とたたくような音がし、大きな怒鳴り声がしばらく響いた後、上半身裸の外国人が玄関から侵入したのに気付いて逃げたという。
周辺住民によると、酒に酔った米兵を連れ戻そうとしたためか、女性を含む5~6人の外国人も大声を出して少女の家に入った。事件後、少女らのいたリビング向かいの部屋の引き戸は外され、床に引きずったような傷痕があったという。
この事件からおよそ半年後には北谷で米兵によるストーカー女性殺害事件が起こる。
そ・れ・で・も、
米軍はなんらの犯罪防止策をだしてこない。
なにか米軍が謝罪したか?
なにか米軍が声明でも発表したか?
被害者家族は、具体的な犯罪防止策と米軍の誠実な対応を求めているだけだ。
それでも
家族と地元を無視し続ける米軍。
これほど駐留地沖縄との対話を拒絶するなら、
米軍基地が安全保障に必要だと考える本土にでも基地移転するしかない。
それはお互いにとっての喜ばしい解決ではないのか。
08月21日
去年、アメリカ軍兵士の男が酒に酔って沖縄県読谷村の住宅に侵入した事件で、部屋にいた高校生の長女が精神的なショックを受けたとして、父親が沖縄防衛局に対し、アメリカ軍が再発防止策を明らかにするよう求めました。
父親は弁護士とともに21日、沖縄防衛局を訪れて申し入れを行ったあと、県庁で記者会見を開きました。
この事件は、去年9月7日の夜、アメリカ軍嘉手納基地の当時23歳の上等兵の男が、読谷村の住宅に侵入したとして警察に逮捕されたもので、父親によりますと、男は酒に酔って壁をたたき、当時、部屋にいた高校生の長女はその場から逃げたものの、精神的なショックを受けたということです。
父親は21日、沖縄防衛局の業務課長と面会し、アメリカ軍に再発防止策を明らかにするよう求めたくても、要請書の受け取りを拒否されているとして、働きかけるよう求めました。
これに対し、業務課長は「事件の深刻さは認識しており、真摯に対応していきたい」と答えたということです。
会見で父親は「娘はレイプされて殺されると思ったからこそ逃げた。今も複雑な思いを抱えているようで悔しい。再発防止はいつまで待てばいいのか」と話していました。
2019/8/22 沖縄タイムス
この状態のまま、
我々の税金で
米軍の新基地をつくって差し上げ、
日本の護衛艦まで「米軍の空母」として差し出す予定になっている。
どこまで日本政府は堕落するのか。