日本の冬はムリでしょオスプレイ、合同演習に8日間の遅刻、撤収も3日遅れ ~ マイナス10度で故障の恐れ、こんな輸送機、日本で運用できるのか !?
- 北海道の合同演習に8日間もの大遅刻オスプレイ
- 1機 (ET01) は岩国で引き返す
- オスプレイはマイナス10度で故障のおそれ
- 飛べない1機 (ET02) は3日遅れで撤収
- 帰路で1機が仙台空港に緊急着陸「凍結警告」
北海道の合同演習に8日間もの大遅刻オスプレイ
ものすごくお値段お高いオスプレイ、
普天間に24機ありますが、
誰にも負けない自信がある。
先月1月22日から2月8日まで北海道で陸上自衛隊と在沖縄米海兵隊の日米共同訓練「ノーザンバイパー」があったらしく、
地元の反対の声も何のその、普天間オスプレイ、2機が海を渡ってでかけていった。
ところが、オスプレイは1月27日に飛来する予定、と防衛局は伝えていたが、
輸送機はいくら待っても、到着しないのである。
いくよいくよ、と防衛局から連絡はあるが、いつまでたってもやってこない。
さぞや防衛局も赤っ恥かかされたものだ。
1月27日(月曜日)、日米共同訓練(ノーザンヴァイパー)に参加するMV-22オスプレイ2機が、航空自衛隊千歳基地に飛来する予定です。
本日(1/27(月))、航空自衛隊千歳基地に飛来予定であったオスプレイについては飛来しません。明日(1/28(火))、オスプレイ1機が航空自衛隊千歳基地に飛来予定です。もう1機のオスプレイについては、新たな情報を入手次第、あらためてお知らせします。
本日(1/28(火))、航空自衛隊千歳基地に飛来予定であったオスプレイについては飛来しません。明日(1/29(水))、オスプレイ2機が航空自衛隊千歳基地に飛来する予定です。
本日(1月29日(水))、航空自衛隊千歳基地に飛来予定であったオスプレイについては飛来しません。オスプレイの飛来については、新たな情報を入手次第、あらためてお知らせします。
本日(1月31日(金))、オスプレイ1機が航空自衛隊千歳基地に飛来する予定です。
本日(1月31日(金))、航空自衛隊千歳基地に飛来予定であったオスプレイについては飛来しません。明日(2月1日(土))及び明後日(2月2日(日))は、航空自衛隊千歳基地へのオスプレイの飛来はありません。オスプレイの飛来については、新たな情報を入手次第、あらためてお知らせします。
明日(2月3日(月))、オスプレイ2機が航空自衛隊千歳基地に飛来する予定です。
本日(2月3日(月))、航空自衛隊千歳基地に飛来予定であったオスプレイについては飛来しません。明日(2月4日(火))、オスプレイ2機が航空自衛隊千歳基地に飛来する予定です。
本日(2月4日(火))、12時頃、オスプレイ1機が航空自衛隊千歳基地に飛来しました。
なんと !
オスプレイは、いきます、いきます、を繰り返し、
実際に到着したのは 2月4日。予定より8日も「遅刻」したという。
1機 (ET01) は岩国で引き返す
1月27日には「ET01」「ET02」が山口県岩国基地に到着したが、北海道に向かうことなく「ET01」はなぜか普天間に「帰宅」し、かわりに「ET03」がやってきた。
半田氏の詳細なレポートによると、入れ替わった「ET03」は神奈川県厚木基地へ、2月4日に三沢基地へ、そこで「ET02」と合流、二機で千歳基地に到着。
まるで、ET は自転車で千歳に向かったとしか思えない。
オスプレイはマイナス10度で故障のおそれ
到着しても、ほとんど飛ばない。
しかも、6日は1機が千歳基地と北海道大演習場の間を往復した。往復の飛行時間を合計すると11分間。7日は1機が同様に飛び、飛行時間は合計10分間だった。
半田氏によると、マニュアルにも書いてある。
その中で「エンジンとブレード(羽根)をつなぐギアボックスの温度を示す『低温ランプ』が点いた場合」という項目には、(1)重要な機動性が減じる(「まともに飛ぶことができない」の意)と書かれ、(2)できる限り早く着陸することが奨励されている。
そして「飛行をしてはいけない理由」として、(1)−15℃以下で羽根の防氷箇所の1もしくは2が故障する、(2)−10℃以下で羽根の防氷箇所の3が故障する、などと記されている(防氷箇所の1、2などの部位は不明だが翼端などを指すとみられる)。
ああ、これは飛べないわけだ。
こんな機械をアメリカに押し売りされて大枚はたいて17機も買わされたわけだが、このマイナス10度以下で故障する温度設定で、極東アジアで輸送機として活躍できるとはとても思えない。
なぜこんなものを日本はホイホイと17機も国民の税金で買ってしまったのだろう。
2015年5月8日(金)
米国防総省は5日、垂直離着陸機V22Bオスプレイ17機と関連装備を日本に売却する方針を決め、米議会に通知しました。
同省の国防安全保障協力局(DSCA)によると、価格は推定で総計30億ドル(約3600億円)。2015年度の社会保障予算削減分3900億円に匹敵する金額です。
日本政府はオスプレイの購入価格として1機あたり100億円程度を想定しており、15年度軍事費に計上した購入経費も5機分で516億円でした。しかし、米側の提示した価格は1機あたり約212億円で、想定の2倍以上です。
しかも、米軍普天間オスプレイの訓練まで日本の税金でやっている。
辺野古基地建設や高江ヘリパットだけではない、自衛隊基地建設もどんどんと沖縄に押し付け基地負担させておきながら、さらに国民の税金を引き出すためだけに「負担軽減」を利用する「沖縄基地負担軽減担当大臣」。
「ノーザンヴァイパー」におけるオスプレイの訓練は、2016年9月1日に日米合同委員会で合意した訓練移転の枠組みで実施されている。日本側が提案した「沖縄の基地負担の軽減」を実現する目的から、訓練移転の費用はすべて日本政府が負担している。
本年度の訓練移転にかかる総額はノーザンヴァイパーを含めて約28億円。その費用は、今回のオスプレイに限っては「寒冷地における飛行の実証実験」に使われたとしかみえない。
沖縄基地負担軽減するなら、まず辺野古の埋め立てを止めなさい。
県民投票の結果の結果を無視して暴走する日本政府に、負担軽減の名の下で税金垂れ流すのは詐欺も同然。
しかも自衛隊 UH-1J が「着地」で、自衛官が頭蓋骨骨折で意識不明の重体・・・。それで「命に別状はない」などとよく言えたものだ。そういう自衛隊が恐ろしい。
7日午前9時30分ごろ、旭川市春光町の陸上自衛隊旭川駐屯地で、第2師団第2飛行隊所属の中型多用途ヘリコプター「UH―1J」が、ホバリング(空中静止)訓練中にバランスを崩して着地、横転した。20代の男性副操縦士が頭の骨を折るなどして意識不明の重体、40代の男性機長が左肘を打つなど軽傷。同師団などは「いずれも命に別条はない」としている。
8日間かけて、日本国民の税金を大量に使って、北海道訓練「ノーザンヴァイパー」にでかけていったが、
一日10分の飛行時間で合同訓練になるわけもない。
飛べない1機 (ET02) は3日遅れで撤収
北海道での日米共同訓練「ノーザンヴァイパー」に参加していた米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイ2機のうち1機は訓練が終了した7日に撤収したが、別の1機は3日遅れの10日に撤収していたことが分かった。
午前に訓練飛行した機体とは別の1機が午後4時20分ごろに千歳基地から道外へ飛び立った。残る1機は、午後3時台に駐機しながらプロペラを回転させたが、滑走路に出ないままプロペラを止め、格納庫に入った。
帰路で1機が仙台空港に緊急着陸「凍結警告」
7日、ET2 はブルンブルンと回したが飛び立てず、格納庫入り。3日後飛び立つも仙台空港に緊急着陸。
民間機もとびかう民間空港だからよっぽどの緊急だ。
訓練に参加した米海兵隊普天間基地所属の第262飛行隊の2機は7日、そろって千歳基地から帰還する予定だったが、飛び立ったのは「ET03」1機のみ。北海道防衛局は残った「ET02」は3日後の2月10日に帰還すると発表した。
そして当日の10日。「ET02」は千歳基地を午後5時9分に離陸したものの――仙台防衛局の説明通りならば――途中で「凍結警告灯」が点灯したため、午後6時40分に仙台空港に緊急着陸した。
日本の冬は「凍結警告」で飛べないことが実証された。
いや、もういいよ。
もう戻ってこなくていい。
オスプレイは、本土のミリタリーファンには人気があるという。我々の税金で運用されるオスプレイ、これから配備されるオスプレイ、知らないまま買わされるなど理不尽極まりないことだ。
一つでも多くの町で、一人でも多くの人々に、話題のオスプレイをリアルに経験してもらい、我々の税金と基地問題を考える機会にしてもらいたい。
北海道の冬は呑気なものではない。地上で−37度にまでなるのに、上空だとどれくらいになるか🙄然も千歳は北海道の中でも冬はマイルドなのにねぇ。高い買い物しましたね、安倍さん😑
— メノオビ2 (@Menno1734) 2020年2月13日
【スクープ】オスプレイが仙台空港に緊急着陸、露呈した「弱点」 @gendai_biz https://t.co/PyLknUsMZ4 #現代ビジネス
北海道大演習場や矢臼別演習場など北海道のほか、仙台の王城寺原演習場など寒冷地が多いからだ。
— robinsonmanana (@robinsonmanana) 2020年2月13日
防衛省は、オスプレイが「欠陥機」といわれる理由のひとつである「オートローテーション機能(ローターが停止しても緊急着陸できる機能)がない」との米国の専門家の指摘を否定し、「ある」と説明している
以上、日本の多額の税金をかけた「寒冷地におけるオスプレイ飛行の実証実験」の結果はこのとおりでした。
飛びます飛びます、で
既視感いっぱいだ。