虚偽申請し民間機で羽田から岩国へ → コロナ感染確認 ~ 国内法を適用できない日米地位協定が日本を守っていない現実

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羽田から岩国基地へ三人。

 

新型コロナウイルスの感染が確認された岩国基地アメリカ軍関係者3人は、レンタカーで移動すると虚偽の申告をして民間機で山口県岩国市に移動していたことが分かりました。

「虚偽申告をして、レンタカーで移動するという申告をしていたにもかかわらず、民間の航空機で岩国錦帯橋空港へ移動しているということが判明をいたしました」

河野太郎防衛大臣が14日に明らかにしました。感染が分かったのは、岩国基地の40代のアメリカ軍関係者とその妻と娘です。3人は、12日に羽田空港で検査を受けています。その際、レンタカーで移動すると申告していながら、結果が出る前に勝手に外に出て1泊し、翌日に民間機で岩国市へ移動していました。河野大臣は「極めて由々しき事態」と述べ、アメリカ側に再発防止を申し入れたということです。

 

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これは関西国際空港から岩国基地まで一人 !?

 

2020.07.15

米軍岩国基地新型コロナウイルスの感染者が基地内で新たに1人確認されたと発表しました。関西国際空港に到着し岩国基地に戻ったということです。岩国基地によりますと感染が確認された基地関係者は13日に関西国際空港に到着したあと車で岩国基地まで移動したということです。基地に戻ったあとは外出制限の措置が取られていたということです。「初期段階の調査では基地の内外ともに人との接触は極めて少ない」としています。現在日本側とも連携して行動歴の調査を進めています。

米軍岩国基地で新たに1人コロナ感染|山口朝日放送

 

 

コロナ感染が確認されたまま民間機の旅客機にのって羽田から岩国へ。追跡調査はやりましたか。さんざん国民の行動は追跡されても、

米軍のしでかしは、いつもなかったことになる。

 

 
新型コロナウイルス感染が確認されたアメリカ軍岩国基地の関係者について、河野防衛大臣は、入国後の移動手段を虚偽申告し、旅客機を利用していたとして、在日アメリカ軍に再発防止を申し入れたことを明らかにしました。
アメリカ軍の関係者は、日米地位協定に基づいて、新型コロナウイルスの入国拒否の対象になっていませんが、政府は、入国後は公共交通機関を使わず、14日間待機するよう求めています。

しかし、感染が確認されたアメリカ軍岩国基地関係者3人は、入国の翌日、旅客機で羽田空港から岩国錦帯橋空港に移動していました。

河野防衛大臣は14日夜、記者団に対し「感染が確認された3人は羽田空港に入国し、『公共交通機関を使わず、レンタカーで移動する』と申告していたにもかかわらず、民間の航空機で移動した。虚偽申告をした」と不快感を示しました。

そのうえで「極めてゆゆしき事態で、アメリカ側に厳格な処分と、再発防止の徹底を申し入れた」と述べました。

一方、河野大臣は、アメリカ軍が本国などから沖縄に移動してきた軍関係者の隔離に利用している北谷町の民間のホテルについて、防衛省などの担当者が現地で確認した結果、適切な感染防止策が取られていることが分かったと説明しました。
 

外務省が在日米軍に厳正な処分を申し入れ

外務省の鈴木北米局長は14日、在日アメリカ軍のシュナイダー司令官と電話し、今回の事態についえ遺憾の意を伝達したうえで調査を徹底し、軍として厳正な処分を行うよう申し入れました。

これに対し、シュナイダー司令官は「事実関係を調査しているところであり、処分対象とわかれば、しっかりと処分する」と述べたということです。
 
米軍お任せの検疫でこの国を「護る」ことができますか。
米軍は何の責任もとりません。
 
 在日米軍内の新型コロナウイルス感染拡大を巡り、軍関係者を対象とした米軍任せの検疫体制に懸念が強まっている。沖縄県宜野湾市普天間飛行場などでのクラスター(感染者集団)発生を受け、15日に上京した玉城デニー知事は、河野太郎防衛相と面会し「今回の事態は、国内法を適用できない検疫が引き起こした」と批判した。(山口哲人)
 米軍関係者が海外の基地から日本国内の米軍基地に軍用機やチャーター機で直接移動する場合、日米間の合意で、米軍が検疫措置を担う規定となっている。
 外務省によると、米軍は新型コロナ対策として、入国後14日間の移動制限と、公共交通機関の利用禁止を軍関係者らに定めているが、PCR検査の対象は症状がある人に限られる。全ての入国者を検査する日本の対応に比べ基準が緩く、無症状の感染者が見落とされている可能性がある。
 一方、米軍関係者が羽田や成田などの民間空港から入国した場合は、日本の水際対策が適用され、PCRの検査結果が出るまで空港内やホテルなどでの待機が義務づけられる。
 このルールが守られなかったのが、14日に判明した米軍岩国基地山口県岩国市)関係の感染者3人のケースだ。3人は羽田から入国した後、「レンタカーを使う」と虚偽申告し、民間機で岩国まで移動。日本が定める検査結果判明までの待機と、米軍が定める公共交通機関の利用禁止の両方に違反した。
 米軍関係者の入国管理に対する懸念は先の通常国会でも議論された。茂木敏充外相は5月、「水際対策を含む日本の方針に整合的な措置をとる」との米軍の方針を強調していた。
 しかし、岩国基地関係者による虚偽申告の発覚後、河野氏は米軍の対策に「問題がある」と記者団に認めた。

 

それでも、
こんな大本営を報道する日本メディア。大丈夫か。
 
コロナから国民を護っているというより。
むしろ、国民から米軍を守っている。
 
いまだに
日本はアメリカ世、だな。
 
しかもそれに気づこうともしないのだ。