在沖米軍は住民から奪ったものを返せ ! - 奪い続ければ、奪うことが平気になる。
他者のものを
奪うということに
なんの良心の呵責もないのだろうか。
住民が不在のあいだに、
米軍は、テントや、イスや、簡易トイレや、全国からよせられたメッセージまで、ごっそり持ち去っていった。
ゲートのフェンスの外側まで、「アメリカ軍の提供施設区域内」だといいだした。
04月05日 07時04分
アメリカ軍北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に反対してきた住民グループが、訓練場の近くに設置していたテントがアメリカ軍に撤去され、反発の声が上がっています。
アメリカ軍北部訓練場をめぐっては、およそ半分の敷地が返還される条件として、3年前、東村高江の集落を取り囲むように新たに6つのヘリコプターの発着場が建設されました。
建設に反対してきた住民グループは、訓練場のゲート前の道路脇にテントなどを設置して抗議活動を続けてきましたが、沖縄防衛局によりますと、3日夜、グループが不在の間にアメリカ軍に撤去されたということです。
沖縄に駐留するアメリカ海兵隊はNHKの取材に対し、「日米地位協定に基づいて、アメリカ軍の提供施設区域内に置かれていたものを撤去した。撤去について、去年6月から沖縄防衛局と検討していた」などとコメントしています。
これについて、抗議活動をする70代の男性は「テントは全国から訪れる人たちに高江の基地の現状を伝える場所なのに、このようなことをされるのは悲しい」などと話し、反発しています。
住民グループは簡易のテントを改めて設置し直していて、今後も抗議活動を続けることにしています。
米軍は、
1957年に国頭村・東村の土地を強制接収。
北部訓練場を勝手に作った。
十数年に及ぶ住民の抗議にもかかわらず、
一部を返還してやるからと、髙江の集落をぐるりと囲むようにヘリパットを建設し、
住民の安全な暮らしすら奪っておいて、
それでさらに抗議の場所まで奪う、というのだ。
奪い続ければ、
奪うことが平気になる。
そして「軍隊」というもののモラルはすぐに劣化する。
奪ったものは持ち主に返せ !