過密運営の嘉手納基地でまたも緊急着陸
街のど真ん中に
米空軍の基地がある。
日々、恐ろしい騒音をまき散らし、夜間に上空からパラシュートを飛ばし、化学物質流出汚染にもなんらの対応をしない嘉手納基地が
金曜日の夜七時半でも、この緊急騒ぎである。
11月08日 20時44分
8日午後7時半ごろアメリカ空軍の航空機が嘉手納基地に緊急着陸し、乗組員が脱出用シューターで避難するなど一時騒然としました。
8日午後7時半ごろ、アメリカ空軍の航空機が嘉手納基地に緊急着陸しました。NHKが撮影した映像では、着陸した機体の前方から脱出用シューターが展開され、乗組員らが次々とすべり下りていくのが確認されました。機体の周辺には、アメリカ軍の消防車などが集まり周囲は一時、騒然となりました。
翌日、この外来機は一ヶ月以上も嘉手納で北朝鮮の監視任務をしていたらしいと報じられるが。
北朝鮮の監視任務を負う機体まで、なぜ嘉手納に押しつけられているのかと言うことだ。
地理的優位性という詭弁。
嘉手納町議会の徳里直樹議長らは5日、外務省沖縄事務所に官澤治郎副所長を訪ね、嘉手納基地で米軍が強行したパラシュート降下訓練に抗議する意見書を手渡した。官澤氏は降下訓練や騒音、悪臭など嘉手納基地を巡る諸問題について、「問題があるたびに強く(嘉手納基地に)働き掛けているが、現地ベースではどうしようもないような問題も感じる」と対応に限界があると言及。日米のトップ同士で協議するなど「問題に応じて、全くらちが明かなかったらレベルを上げてやっていくしかない。日本がなめられないように(米側へ)働き掛けていきたい」と発言した。
町議会が、在日米軍司令部がツイッターで訓練の正当性を主張しており「日米が2007年に合意した『例外』について齟齬(そご)がある」と指摘したことに、官澤氏は「認識の齟齬はない」と否定した。ただ、今回の訓練が事前に米軍から明確な説明がないことに「納得していないが、引き続き米側に日米合意をしっかり守るよう働き掛けていくしかない」とした。町議会が意見書で求めた「例外」規定の撤廃については、少々の悪天候でも伊江島補助飛行場で訓練できる環境が整うよう米側に働き掛けていると述べた。
基地対策特別委員会の當山均委員長は「(嘉手納基地を)使いたい放題ではないか。同様な事態が起きないよう(米側に)毅然(きぜん)とした態度で臨んでほしい」と訴えた。徳里議長はMC130J特殊作戦機の部品落下事故にも抗議。嘉手納基地での運用が過密状態にあるとし、地元の不安を軽減するため目に見える形での取り組みを求めた。
悪天候の場合は嘉手納でおこなうというのも詭弁でしかありません。思い出してください。10月29日には、両方でパラシュート降下をおこなっている。
- 10月29日朝、嘉手納でF15が燃料吹き出しながら緊急着陸
- 10月29日昼、日本政府が嘉手納の降下訓練中止要請
- 10月29日夜、嘉手納パラシュート降下訓練を強行
- 10月29日夜、日本政府「同盟に影響を与えかねない」と抗議
- 10月29日、伊江島でもパラシュート降下訓練
- 10月29日午後、パラ降下、民間地に着地、付近に住宅地も
- 10月30日午後、伊江島でパラシュート降下訓練、再び民間地に着陸
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また翌日も、2日連続でパラシュート降下で民間地に着地するなどしておきながら、それに言及することもなく平然と広報ビデオにしたてる米軍。
DVIDS - Video - Recon Parachute Operations B-roll
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米軍は嘉手納基地を使いたい放題にしているのではない。文字どおり、沖縄を使いたい放題にしているのだ。