嘉手納で F15 戦闘機二機の異常接近、エアブレーキで接触事故を回避 - 一歩間違えば眼下の街が火の海になったかもしれない件 (怒) !

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もう度を越している。

沖縄の空。

 

昨日も頭上で、戦闘機もオスプレイも飛びまくり。

 

特に嘉手納の戦闘機、普天間のヘリとオスプレイが激しく交差するあたり、滑走路の延長線上にある地域は、会話も中断、テレビも聞こえないほどのすさまじい騒音が日々繰り返される。

 

しかも20日のこの事件。

 

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沖縄タイムスから

後方から近づき、操縦席の後ろにある板状の制動装置「エアブレーキ」を上げ、速度を落とすF15戦闘機(上)=20日午後2時25分ごろ、嘉手納基地上空(読者提供)

速度を落としながら前方の同型機に最接近するF15(上)=20日午後2時25分ごろ、嘉手納基地上空(読者提供)

速度と推力を落とし、高度を下げたF15(下)=20日午後2時25分ごろ、嘉手納基地上空(読者提供)

 

 

一歩間違えれば、私たちの上空で二機の戦闘機が接触し、

私たちの住む町なかに二つの火のかたまりとなって落ちてきたかもしれない状況だ !

 

嘉手納F15が異常接近 空中でエアブレーキ 識者「あり得ない」

沖縄タイムス

20日午後2時25分ごろ、沖縄県の米軍嘉手納基地周辺の上空で、同基地所属のF15戦闘機2機が異常接近した様子が確認された。後方から近づいた1機が、空中で機体背部の板状の制動装置エアブレーキを作動させて速度を落とし、高度を下げたことで、別の1機から離れた。航空自衛隊の元空将補で、国際地政学研究所の林吉永理事は「着陸時の減速で使うエアブレーキを空中で使うのはあり得ない。他の方法では間に合わないくらい危機が迫っていたとみられる」と分析した。

 

 県内の専門学校に通う男性(20)が嘉手納町「道の駅」から撮影した。男性によると、2機編隊のF15が西側から嘉手納基地の滑走路上空を通過し、嘉手納弾薬庫へ向かう途中で異常接近した。後方の機体が前方の機体に近づいた際、後方機が板状のエアブレーキを上げ、速度を落としたという。

 

 男性は「前方の機体を写真で撮影していたら、別の機体がファインダーに入り込み、接近していることが分かった。空中でのエアブレーキは初めて見た」と驚いた。2機はその後旋回し、東側から滑走路に進入して着陸した。沖縄近海での戦闘訓練を実施していたとみられる。

 

 戦闘機のエアブレーキは通常、滑走路での着陸時や戦闘訓練でエンジン出力を落とさずに減速する際などに使われる。

 

 林理事は「追突するようなスピードで接近し、エンジン出力を絞る方法では間に合わず、操縦で機体を左右に動かせば安定を維持できないため、エアブレーキを使うしかなかったのではないか」と指摘した。

 

 その上で「とっさに2機を切り離し、追突を防止したパイロットの技量は高かっただろうが、なぜそうなったかが分からなければ周辺住民が不安になるのは当然だ」と話した。

 

 嘉手納基地では同日、F15やFA18戦闘攻撃機、F35A戦闘機が複数機の編隊で何度も離着陸するのが確認された。

 

たとえば戦闘機が二機揃っての追尾訓練、わずか二時間、一機の飛行だけでこれだけしがいちを旋回する。

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ほんとうに恐ろしい。眼下に広がる市街地の上、あわやの状況で衝突を回避したが、なぜこんなリスクに日々さらされていなければならないのか。

 

自民党議員は、選挙の時だけやって来る。

 

そして選挙の時だけ、政府との「太いパイプ」を売り言葉にする。

 

ospreyfuanclub.hatenablog.com

 

おかしいではないか、

 

ほんとうに政府との太いパイプがあれば、

沖縄の異常な基地負担はとっくに改善されていなければならないはずだが、基地の地元負担は、ますます増大するばかり。

 

北谷町、米軍機騒音増に抗議 沖縄防衛局に外来機の撤退要求

沖縄タイムス+プラス

2018年3月22日 06:00

 同基地には、昨年11月から暫定配備中のF35Aに加え、3月に入りFA18やF35Bも飛来している。

 野国町長は「訓練による騒音の激化は尋常ではなく、町民は過重な騒音被害にさらされている」と抗議し、「全力を挙げて地域住民の負担軽減に取り組んでほしい」と求めた。中嶋局長は、19日までに米軍岩国基地の空母艦載機所属のFA18を23機確認したとした上で、騒音軽減に向け「多方面にしっかり申し入れている」とした。

 また、町は、MV22オスプレイが15日に町内の住宅地上空を東西に飛行したことを問題視。人口密集地上空を避け可能な限り水上を飛行するよう確認した日米合同委員会確認事項の順守を求めた。

 町は、暫定配備中のF35Aが訓練を始めた昨年11月からことし2月まで毎月の騒音発生回数が、同年10月に比べ、町内の5測定局で10~50%増加したことを示した資料も提出した。町への苦情は19日現在で本年度111件で、2016年度の50件余りから倍増した。

 外来機の飛来が相次ぎ米軍嘉手納基地から派生する騒音が悪化しているとして、沖縄県北谷町野国昌春町長は20日、沖縄防衛局に中嶋浩一郎局長を訪ね、騒音の大幅な軽減と外来機の早期撤退を求めた。 

 

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選挙の時だけ、集票のために「政府とのつながり」を強調し、当選したら、市民の苦しみの空から背を向ける。そんな自民党系議員に、ぜったい、だまされるな !