12歳の女児を「強制性交」の疑いで逮捕された空自自衛官、不起訴の上、たった罰金30万円の略式命令 ~ この国の政治家は、本気で性暴力から子どもや女性を守る気があるのか
自衛官による性犯罪事件があまりに多い。特に目立つのが未成年への悪質な性犯罪。
このことは以前にも何度か投稿した。先日投稿文だけでも見てみよう。小学生女児への性犯罪が連続だ。
自衛官の性犯罪が多すぎる件 - 12月5日の那覇駐屯地自衛官未成年わいせつ事件から、11月25日の三沢基地自衛官12歳女児わいせつ事件まで - 在沖米軍基地事件簿
で、一昨日、出た報道が、またひどかった。
2019.12.16 18:30
青森区検は16日、当時12歳の小学生の女児にわいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪で航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)所属の藤沼雄大3等空曹(32)を略式起訴した。青森簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、青森市内のホテルで10月12日、会員制交流サイト(SNS)で知り合った女児とわいせつな行為をし、動画を撮影した。
藤沼3曹は11月、同じ女児への強制性交などの疑いで逮捕されたが、青森地検は今月16日、不起訴処分とした。理由を明らかにしていない。
12歳の女児をレイプした疑いで逮捕されたのに、不起訴とは。
それで、動画を撮影したなどで罰金30万円、
たったの罰金30万円だ。
児童ポルノで金儲けしていた余罪はないか、ほかの児童も犠牲になった事実はないのか。
なにもかもが、うやむやなまま、罰金30万円。
この国のいい年したおっさん政治家が、
都合の悪い書類を片っ端からシュレッダーにかけ、書類を真っ黒のり弁提出し、
県民投票無視で米軍基地つくり
住民無視して自衛隊基地をどんどんつくる。
以前にも何度か投降したが、
地元住民を無視して自衛隊基地建設を強行し、兵器購入に国民の税金が湯水のように投入される一方で、
いったい日本では、自衛隊に関する犯罪や不正のまとまった統計や分析はどのように開示されるのか。
自衛官による性犯罪、ただ個別の事件を報道するだけでは、大きな問題となることはなく消えていく。
データをとり、検証し、問題を浮き彫りにしていく過程が、この日本では完全に抜け落ちているのではないか。
メディアの皆さんに、しっかりと検証をお願いしたい。