普天間基地、大量の PFOS 泡消火剤を流出させる、どれだけ「大量」なのか ~ PFOS 泡消火剤をいまだ「使用」している在沖米軍基地を沖縄県は訴えるべき
- コロナも PFOS も情報を出そうとしない在沖米軍
- 4月10日、大量の泡消火剤流出
- 4月11日の恐怖、どれだけ大量なのか、写真で確認してほしい
- 沖縄県が基地内立ち入り要請へ
- 4月11日、スティール司令官「雨降れば収まる」発言
- 4月15日、漏出量は22万7100リットル !
- 4月24日、なぜ米軍に感謝 !? また再びの米軍「感謝祭」広報
コロナも PFOS も情報を出そうとしない在沖米軍
いったいこれは !
コロナ情報も非公開にしたまま、
つるりとパラシュート降下訓練などやっている在沖米軍基地が
ospreyfuanclub.hatenadiary.com
さらに PFOS を流出させる。
2009年のストックホルム条約で規制され、日本でも2010年4月から「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」でPFOS含有消火薬剤の製造・使用が禁止されているにもかかわらず、
これほどまでに国会でも在沖米軍基地の PFOS が問題になっているにもかかわらず、なぜ、米軍基地は平気で PFOS 消火剤を沖縄で「使用」しているのか。
4月10日、大量の泡消火剤流出
2020/04/10 19:38
沖縄防衛局によりますと、きょう午後4時40分ごろ、アメリカ軍普天間基地内から泡消火剤が大量に宜野湾市側に漏れ出したと、アメリカ軍から連絡がありました。
この泡消火剤には、有機フッ素化合物「PFOS」が含まれているということです。
PFOS含む泡消火剤、基地外へ 米軍普天間飛行場から漏れ出す
2020年4月10日 19:53
10日午後4時40分ごろ、米軍が普天間飛行場から有機フッ素化合物の一種PFOS(ピーフォス)を含む泡消火剤が基地外へ漏れ出した。
沖縄防衛局は本紙の取材に米側の情報として「泡消火剤が使用された際にかなりの量が宜野湾市側に漏れ出した」と答えた。
10日午後7時現在も基地外の側溝に泡消火剤が残っている。側溝は比屋良川につながる。目撃者によると、日頃、輸送機オスプレイが駐機している近くで泡が発生していたという。基地内の漏出現場付近には米軍の消防が駆け付け泡消火剤を取り囲んで作業している。オスプレイが駐機している近くでも作業する米兵らが確認できる。【琉球新報電子版】
4月11日の恐怖、どれだけ大量なのか、写真で確認してほしい
普天間飛行場から少し離れた小学校や中学校の周辺で・・・米軍はいったい何を !
【住宅地の様子】泡消火剤流出、一夜明けても大量飛散 住民「怖い」
これらは国際条約で禁止されている発がん性物質物質だ。アメリカ国内で問題になっている PFOS を沖縄に持ってきているだけじゃないのか !?
2020/04/11 琉球新報
【住宅地の様子】泡消火剤流出、一夜明けても大量飛散 住民「怖い」
2020年4月11日 09:14
【宜野湾】沖縄県の米軍普天間飛行場から発がん性のある有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が流出した問題で、11日午前8時ごろ、宜野湾市内の住宅街で大量の泡が確認された。
泡消火剤は、前日夕方に放出されたが、周囲への回収ができておらず、風に吹かれて、周囲に飛散している。米軍は「泡に近づかないように」と呼びかけているが、外で避けるのが難しい状態だ。
地域住民は「怖い。洗濯物が干せない」などと不安げに話した。【琉球新報電子版】
沖縄県が基地内立ち入り要請へ
米軍基地が秘密裡で何をやっているのか、どのような対策をしているのか、これまでの長年の経緯から、県民は在沖米軍の基地運営にはなんらの誠実さも感じておらず、まったく信頼もない。
❶ なぜ在沖米軍が日本の「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」の PFOS 規制を守らず、日本国内に持ち込んで使用しているのか、
❷ なぜこのように基地から大量の PFOS が流出するような状況がおこったのか、今後も同様なことが起こりうるのか、
❸ 在沖米軍基地周辺で高濃度に検出されている PFOS / PFAS に対して米軍はどのような責任を負うのか、
日本の防衛局ではなく、しっかりと米軍に答えを求め追求してほしい。
デニー知事のアクションを強く支持する。
沖縄知事「大変遺憾だ」 基地内立ち入り要請へ 「普天間」の有害物資含む泡消火剤漏れ | 沖縄タイムス
2020年4月11日 13:32
米軍普天間飛行場から有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含む泡消火剤が大量に漏出したことを受け、玉城デニー知事は11日、「大変遺憾だ」とのコメントを発表した。基地内への立ち入り調査を求める考えを示した。
県の調査で、普天間飛行場や嘉手納基地に隣接する河川などから高濃度のピーホスが検出され、県が基地内への立ち入りを求めていたが、認められていなかったと指摘し、「そのような状況の中で事故が発生したのは大変遺憾だ」と批判した。
事故当日の10日、沖縄防衛局に漏出した泡消化剤を回収することを求めたとし、事故の経緯や原因究明、再発防止も求める考えを示した。
4月11日、スティール司令官「雨降れば収まる」発言
有害な物質含む泡消火剤の流出に 米司令官「雨降れば収まる」 基地内の対策を優先
2020年4月12日 07:00
【宜野湾】米軍普天間飛行場から有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が流出した問題で、同飛行場の基地司令官デイビッド・スティール大佐は11日、宇地泊川の除去作業現場を訪れ「雨が降れば収まるだろう」と市職員らに発言した。泡消火剤を回収せずに放置するとも受け取られる姿勢を示した。
スティール大佐は「最優先は(飛行場内からの流出を)止めることだ」と強調。飛行場の排水路で、土のうを使って泡消火剤が流れないよう対応していると説明した。
市は同日早朝に米軍に川汚染を報告したが、米軍は飛行場内の泡消火剤の流出対策を優先し、現場を訪れたのは午後になってからだった。基地司令官の雨で薄まるという認識や対応の遅さに市民からは「当事者意識があるのか。基地外の現場に来たのもパフォーマンスにしか見えない」などと憤る声が上がった。
これが米海兵隊の正体だ。
スティール司令官は更迭されるべし。
雨降って発がん性の化学物質が問題なくなるというなら、米国本土で垂れ流せばいい。
そういう発言がどうアメリカ社会で受容されるのか、
ヴァージニア州ノーフォーク海軍基地ででも、PFOS 垂れ流したうえで、同じその発言をしてみなさい!
米軍基地は説明責任を果たせ !
rainforest🌕🐣🧷☂️🐔 on Twitter: "先日、普天間飛行場内で発生したPSOF 漏出事故に関して、OTV のニュースにて、ジョンミッチェルさんが説明している。
なぜ普天間基地は、PFOS 消火剤を日本で「使用する」ことができると思い込んでいるのか。
在日米軍が PFOS/PFAS を使用すれば「必ず」日本の土地と水が汚染されるのであり、 米軍が法的に訴えられるべきなのだ。米軍は悪くないという教条的な無誤謬性がいつまでも通用するとでも思っているのか。
米国防総省のモーリーン・サリバン次官補代理(環境担当)は、同省が2016年に火事以外での泡消火剤の使用を禁止し、24年までの全面使用禁止を決定しているとし「米兵や家族らの懸念に適切に答えている」と強調した。娘は「PFAS」汚染水で死んだ 元米兵が基地の健康被害指摘 有害物資の規制強化訴え | 沖縄タイムス
4月15日、漏出量は22万7100リットル !
4月24日、なぜ米軍に感謝 !? また再びの米軍「感謝祭」広報
広報戦略のためには、ネトウヨにさえ動画を提供し拡散させる在沖米軍が、流出事故から二週間後、今回も再び呆れかえる広報動画を投降した。
基地外に大量流出した PFOS を「雨が降れば収まる」などと放置したまま、
沖縄県が、調査のための土壌採集を要請しているにもかかわらず、それには応じず、一方的に基地内の土壌のごく一部を除去したことで、今回の 22万リットルもの PFOS 漏出満問題が「解決」したと演出した。
その際の広報がまた一段とひどかった。
広報担当者の自作自演の拍手演出入りである。
はあ !?
今日、普天間航空基地から流出した泡消火剤の対応の一環として、隊員らが土壌除去の作業を行いました。最後には集まったみんなの拍手で作業は終了しました。 pic.twitter.com/jlhLC3kTt9
— 在日米海兵隊 (@mcipacpao) 2020年4月24日
米軍に賠償金を請求せよ !