またしても嘉手納基地、今度は飲酒検知拒否の米兵が登場 - 米国よりも飲酒モラルのゆるい日本で、なぜ米兵が飲酒問題を起こすのか - 在日米軍の飲酒パラダイス
飲酒運転で捕まるたびに、
容疑否認するのが伝統芸の在沖米軍。
今度は検知拒否という大胆不敵な暴挙にでた。
いつも思うのだが、
在沖米軍は、自国の部隊に、日本の飲酒に関わる法や警察を敢然と無視し、容疑否認するよう教示しているのではないかとまで思えてくる。
さもなくば、そろいもそろって、容疑否認したり、検知拒否したり、やれ出がけにマウスウォッシュを飲んだ、などというわけはないだろう。
容疑否認することで何か
逃げ道が用意されているとしか思えない。
あるいは単に沖縄県警を心底なめているのか。
沖縄県警沖縄署は5日、道交法違反(飲酒検知拒否)の疑いで、米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)所属の空軍兵長オルランド・ジェイ・ウィドウ容疑者(26)を現行犯逮捕した。署によると「酒を飲んでいないので応じる義務はない」と話している。
逮捕容疑は5日午前1時40分ごろ、同県北中城村の県道で乗用車を運転中、検知を拒否した疑い。
署によると、速度が速かったため停止させ職務質問をした際、酒の臭いがした。
アメリカに移住して
日本の人が驚くことの一つは
日本よりも米国のほうが
酒に対するモラルは厳しい。
ということだ。
日本が飲酒に対して甘いのは、日本では酒はコメの豊穣を願う神がかりの酒という宗教的意味合いを持ってきたからだといわれるが
欧米でも同様に、飲酒は宗教的な意味合いを持つが、それは多くの場合、とてもネガティヴなものである。
つまり人が不覚に酔っ払うのは悪魔の誘惑に弱い罪深さの徴 (しるし) であるというものだ。
だから、日本の感覚で酔っぱらうと、欧米では社会的な信頼と名誉を大きく失うことになりかねない。
キリスト教保守の伝統が強いアメリカならではで、厳しい憲法改正のハードルのなかで禁酒法が可決したことがあるのも、そのせいだ。
現在に話を戻せば、
飲酒は連邦法で21歳から。ID カードの提示がなければ酒を提供してくれない。
また、アメリカの州によると、州法で公共の場での飲酒が禁止されている州も多い。
運転する際には、運転手だけではなく助手席や後部座席に乗っている人全てが飲酒してはいけない。あるいは、車内に開封後の酒があるのも違反にあたる。
また driving under the influence (DUI) の罰則も、血中アルコール濃度が0.08%未満の飲酒量であれば、飲酒運転にならないという点を除けば、実は飲酒運転の罰則は日本よりも相当厳しい。
逮捕後は留置場へ送られ、免許停止処分と多額の罰金、あるいは禁固刑が待っている。
酒の販売に関しても、二十四時間のコンビニで年齢制限をクリアすれば自由に様々な種類の酒が買える、など、ありえないことだ。
そんな、銃や薬物よりも規制が厳しいとまで揶揄される飲酒制限の国アメリカからやってきて、
なぜ、
沖縄に駐留する米兵たちは、
これほど酒にだらしがないのか。
みなさんは、
これをどう考えるか。
実はこの
在沖米軍の飲酒パラダイスを提供してきたのは
日米地位協定である。
国内法では免停90日間のところ、
三年前まで、
罰則なしとか、
免停12時間とか、
いったいどんな飲酒パラダイスなんだ!
おかしいだろ !