今度は補助燃料タンクを小川原湖に落す米軍・三沢基地の戦闘機 - シジミの海を汚染

毎回毎回、米軍が事故をおこし、日本の国土が汚染され、日本の国民が泣き、そして日本が国民の税金で補償する。これが日米地位協定である。

 

そして思考停止の日本はそこから一歩も動きはしない。

 

青森県にある米軍三沢基地所属の戦闘機が事故を起こした。

 

報道によると、離陸直後の戦闘機のエンジン部分から出火、操縦士は燃料タンクを投棄した後、基地に帰還した。

 

燃料タンクが投棄されたのは、シジミ漁の湖だ。

 

 

普天間基地辺野古沿岸部に移設したい日本政府は、軍用機の離着陸は海上に近いほうが安全だと主張する。

 

だが、その説明は、海に囲まれた沖縄県で漁業を営む人たちの安全を無視する発言だ。

 

この日本国では、米軍が国民よりも大切にされている。

日本国憲法よりも、日米地位協定が上にある。

 

日本国民は、そんな理不尽な状態を黙認し続けてはいけない!

 

米軍戦闘機が火災、燃料タンクを投棄 青森・小川原湖

朝日新聞デジタル

2018年2月20日11時47分

 20日午前8時40分ごろ、米軍三沢基地青森県三沢市)を離陸した直後のF16戦闘機のエンジン部分から出火した。F16は主翼の下に取り付けていた燃料タンク2本を上空から小川原湖(同県東北町)に投棄し、同42分に同基地に緊急着陸した。パイロットを含めてけが人は確認されていないという。小野寺五典防衛相が20日午前の閣議後会見で明らかにした。

 防衛省によると、このF16は三沢基地米空軍第35戦闘航空団の所属。パイロットが離陸直後にエンジン付近から出火しているのに気づき、緊急事態を宣言した。引火を防ぎ、着陸時の機体の重量を軽くするために燃料タンクを投棄すると管制官側に伝えてきた。小川原湖防衛省職員らが向かったところ、湖面に油や部品のようなものが浮いているのを確認したという。

 小野寺氏は「飛行は十分安全を確保した上で行うことが基本。なぜこのような事故が起きたかは、米側に説明を受けるとともに再発防止について米側には申し伝えたい」と話した。同日中に米空軍第35戦闘航空団の司令官に対し、再発防止を要請する。

 F16は、対地攻撃力がある米国の戦闘機。航空自衛隊のF2戦闘機は、F16を基に開発された。三沢基地には約3千メートルの滑走路があり、米軍と自衛隊、民間が共同で使用している。米軍のF16の部隊などのほか、空自のF2やE2C早期警戒機などが配備されている。

 米軍三沢基地は取材に対し、「現段階で提供できる情報はない。もし新しいことがわかれば、基地のホームページで発表する」と話した。

 東北町によると、投棄現場の小川原湖は太平洋とつながった汽水湖。シジミ、ワカサギシラウオ漁などが盛んだという。