住居侵入し、包丁2本を振りかざし「お前らも武器を持て」と脅した男 ← 空自那覇基地の2等空曹だった !

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10月31日。

未明に首里城が火災で崩落した、その夜のことである。

 

okinawa1945.hatenablog.com

 

空自那覇基地39歳の二等軍曹が、包丁二本をもち隣家に上がり込み、

 

お前らも武器を持て!

などと包丁をふりまわし脅迫したという。・・・。

 

「お前らも武器を持て」と自衛官が包丁2本振りかざす 住居侵入などで逮捕 「身に覚えがない」と容疑を否認

2019年11月2日 10:07

 

 31日午後11時半ごろ、那覇市のマンションで「知らない男が包丁を持って自分の部屋にいる」と、居住者から110番通報があった。駆け付けた豊見城署の警察官がこのマンションの別の部屋の住人で航空自衛隊那覇基地所属の2等空曹(39)=同市=を住居侵入と暴力行為等処罰法違反の容疑で逮捕した。「身に覚えがない」などと容疑を否認している。同空曹からは基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)の約5倍を超えるアルコールが検出された。けが人はいなかった。

 

 豊見城署によると、空曹は施錠されていない玄関から部屋に上がり込み「お前らも武器を持て」などと声を上げ、包丁2本を振りかざした。その後、同空曹は部屋を離れ同じマンションにある自宅にいたという。

 

 逮捕容疑は、31日午後11時半ごろ、那覇市内のマンションに侵入し刃物で居住者を脅迫した疑い。

 

武器を持っているものが、逆に武器のオブセッション (強迫観念) に押しつぶされ、何かの心理的圧迫がトリガーとなり、武器をふりまわす。

 

未明に那覇の空は赤く染まった。

 

 

その夜、包丁二本をふりまわし暴走する自衛官の狂気の話は、まるで74年前の歴史から焼け出され飛びだしてきた亡霊のようにも思える。

 

首里城は地下に日本軍の司令部壕があったため、米軍に包囲され砲弾に包まれる。そんななか、日本軍はあわただしく南下を強行し、学徒や住民を動員して司令部を移動させた。

  

武器を持っているものが、逆に武器の恐怖に囚われていく。力への過信と執着と、そして言葉で消化することができない恐怖に囚われる。

   

自宅進入された近隣住民は一生付きまとうほどの悪夢のトラウマを受けたことは間違いないが、

 

なんともやるせない事件である。

 

 

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沖縄では、米軍基地だけでなく、市民の反対をよそに住民投票の要請もかなぐり捨て石垣や宮古などで自衛隊基地まで続々と建設強行されている。米兵犯罪だけではない。自衛官によるこのような犯罪が増加するということを住民は深く懸念しているが、自民党系市議会は、市民の犠牲よりも利権ばかりを重要視し、なんら責任をとりもしないのだろう。